年収200万円以下の求人状況

長引く不況の影響で雇用は低迷を続けていますが、年収200万円以下の求人の状況はどのようになっているのでしょうか。

年収200万円と聞くとざっと計算して、毎月167000円程度の収入ということになります。

はっきり言って都市部においては生活できるギリギリの収入と言っても良いでしょう。

しかしながら2009年度の厚生労働省の調べによると、派遣社員や契約社員、あるいはパートタイマーなどといった、いわゆる有期契約労働者のうちの 、実に半数以上が年収200万円以下であることがわかっています。

こうした有期契約労働者の多くは自ら望んだものではなく、失業やリストラなどにより、やむなくこうした雇用についている人々です。

しかし現在の日本の企業の危機感を考えると、契約社員や派遣社員などの労働者こそが企業に柔軟さを与えていると言えます。

企業にとってこうした有期契約労働者は不可欠なのです。

そのことを実証しているのが、こうした契約社員や派遣社員、パートタイマーなどの求人の活況ぶりです。

企業によっては正社員をすべてこうした契約社員や派遣社員などに切り替えたケースも多くあります。

こうした年収の低い雇用者の場合は、逆にその身軽さを利用して自分の持つさまざまな可能性を試してみると言うのが良いでしょう。

派遣社員などは多くの企業の内情を見ることによって、正社員では得ることができない視野の広さも培われることでしょう。

いずれにしても雇用に際しては、経済の低迷はまだ当分続くものと考えておいた方が良いでしょう。

正社員は確かに所得などの点では、有期契約労働者よりはるかに優遇されていますが、正社員の座を獲得することだけが目的の就職活動になってしまっては、逆に自分の持ち味を活かすことはできなくなってしまいます。